BlueGlip5号機 (2007年製)

モーゼルM712をモチーフにシナベニヤなどで積層構造で作り上げたスケールモデル。


リアルに再現する為に実物の写真を用意し、正確に図面を起こす。次にオーバンドを発射する機構
を考察し、厚紙で稼働状況をシミュレーション。このモデルでは部品の数が半端ではない。


いよいよ機関部の組み立て。ゴム銃として必須の稼働部だけではこれほど複雑な構造は不要だが・・・。


これを見よ!。本物と全く同じようにボルトを引くとハンマーがコッキングするのだ。


更にリアサイトもかくのごとし。本物では1000mまで調整可能とされているが、ゴム銃では?


ちゃんと?弾倉部分にはオーバンドが収納できる。前後から見ると8層になっている事がわかる。


ホールドフックは真鍮ピン。オーバンドは薬莢のいらない理想的な弾丸であるにもかかわらず、
廃莢口もちゃんとリアルに作ってある。


実物よりほんの僅か小さいようだが、ドイツ人と日本人では平均的な手の大きさも異なるので
日本人向けのカスタマイズモデルなのかもしれない。


奇しくもドイツ連邦支部が誕生した直後の発表となったモーゼルは、この作者の5挺目の作品。
いずれもシナベニヤを多用した積層構造なのが特長。

名称:BlueGlip5号機
全長280mm  銃身長210mm  全高150mm  全幅30mm(グリップ部) 重量130g
素材:シナベニヤ、アイスクリームの棒、バネ、その他木材
適合装弾:オーバンド16  装弾数:1発

制作者:BlueGlip