FNCM(2003年製)

記念すべき第一回全国大会の賞品用に作られた最新のアンティークデザイン?の逸品。


朴材の1枚板から削り出したメインフレーム。機関部は無駄なく配置された瞬間解放式。


RBG1980以来、久々に採用した押バネ。銃身は銀の下地に黒を重ね微妙に研いで古さを演出。


ホールドフックは最低限の飛び出しだが確実に輪ゴムをホールド。グリップフレームで後退を制御。


トリガーも最小限に納め、無駄な間隙を最小限に留めた。引き尺も短く、無駄な遊びはとっていない。


ステイン仕上げで木目を活かし、グリップの形状で火縄銃の様な古式銃を演出している。


海賊か悪代官が懐に忍ばせていそうな小振りのハンドガンは、実用性よりも装飾性を重視。


全く同じ設計でロングバレルのYOSHIKAZU NAKAGAWA MODELは株式会社共和、中川元専務への記念品。


水性ニス仕上げのグリップ一体型のメイフレームには手彫りのチェッカリングが施されている。

名称/型式:FNCM
全長 355mm  銃身長 240mm  全幅 19mm  全高 60mm
適合装弾:#16   装弾数6発
素材:朴、桧、ステンレス押しバネ、銅釘、真鍮ピン
   水性ステイン、水性エナメル 水性ラッカーで塗装
制作者:中村光児(東京都)