MP-1 ブラックシリンダー(1980年製)

1980年製電動フルオートマシンピストルMP-1ブラックシリンダーの謎がついに公開された。


真上から見るとただの筒に見えるが、いかにもなにかありそうな重々しい艶消しの塗装。


背面、正面共に隙がない。リアホールドフックの手前に爪状のリリーサーが待ち構えている。


銃の右側面の一番上に来るフックから順にシリンダーを時計廻りに回転させながらリリーサー直前まで装填。


動力は単3電池3本で駆動するマブチRE56モーター。固定にスプライトの空き缶が使われていることに注目。


長いシャフトがシリンダー後端のギヤを回す機構。保護カバーまで丁寧に作られている。トリガーを引くと
シリンダーが時計廻りに回転して次々に装弾がリリースされて行く。


朴の板材をベースに作られているとは思えない質感。シンリンダーの前後のフックは1cm厚の朴材に精密
に差し込んである。フックの塗装がはがれている辺りに年代物の重みが感じられる。

名 称  MP-1 ブラックシリンダー 全長:370mm  銃身長:340mm  全高:170mm  バレル直径:28mm  グリップ厚:20mm
適合装弾:#18  装弾数:20〜21発
素材:朴板張り合わせ 電源:単3×3本  搭載モーター:マブチRE56
制作年:1980年 制作者:しんご(東四国ゴム銃資料博物館員)