MASS PRO AUTO 2001(2001年製)
量産型自動拳銃。シンプルターゲットシリーズのオートマッチックバージョンといったところ。
パーツを切り揃え、フレ−ムのペアとグリップのパーツ3枚を張り合わせて成形する。鋸の作業はほぼここまで。
一番時間のかかるグリップの成形。小刀とサンドペーパーでの作業。
主だったパーツが勢ぞろい。ドリルによる穴あけの段階へ
金属パーツの成形。穴あけ後にペンチやモンキースパナを駆使して曲げる。
稼動パーツの準備。ネジ止めとホールドブレードの穴あけは慎重さを要する。
銃身先端のホールドグルーブ(ゴム掛)の加工は模型用小形鋸での繊細な作業。
個別の加工を終えたパーツ。組み立て工程は意外と時間を要さない。
構造はシンプル。メンテナンスのために左フレームは木ネジでとめる。
ゴムの装填をし安くするためのV字の溝が特長。
6挺揃うと量産した実感が湧く。手作りならではバラつきはあるが、製品らしくなった。
MASS PRO AUTO 2001のプロトタイプ。現在は株式会社共和ゴム銃記念館に所蔵。
MASS PRO AUTO 2001 NAOKI SPECIAL。銃床をもったカービンタイプ。全長750mm。
親指の付け根にぴったりフィットするグリップ。肩当て部は複雑な合わせ構造。
名称/型式:MASS PRO AUTO 2001 全長:470mm 銃身長:380mm 装弾数:4発
適合装弾#16 素材:朴、桧、竹、真鍮#16輪ゴム。チークオイル仕上げ
制作者:中村光児(東京都)