PPK/M-FR(2003年製)

007シリーズで主役のボンドが愛用したワルサーPPKのシルエットをベースに変え銃身を用意したPPK/M。
上からLL,L,M,Sの4種類の長さが用意されている。名称のMは「もどき」の頭文字。全てのパーツはCAD
で図面を起こしモデラー(切削装置)MDX-20で切出してある。
4種類の銃身はネジ2本の取り外しで簡単に交換できる。LLは対蝉用、Lは対ゴキブリ用、Mは対蝿用、Sは
対蚊用。競技では、MBとFSには集弾率が高くゴムの速度も適度なLを装着、CPには装弾のしやすいMを装着。
LLは単なる虚仮威しで、Sは携帯時に装着。


瞬間解放(FR)機構を採用。側板とグリップ、銃身の固定は、片側に皿穴を開け、反対側にタップを
切ってある。トリガーなどの可動部の固定は、可動部の動きがネジの締め具合に左右されないために
皿穴側にタップを切り、反対側は3mmφの穴だけをあけてある。
工作に全面的にモデラーを採用した完全機械化生産の力作。2004年の活躍が大いに期待される。


2004年1月に完成した機構、作動が良く分かるトランスペアレントモデル。

名称 PPK/M-FR
全長:LL(365mm)、L(300mm)、M(230mm)、S(175mm)
銃身長:LL(340mm)、L(275mm)、M(205mm)、S(150mm)
全高:120mm
適合装弾:#16  装弾数:1発
素材:ABS板(5mm厚、色:ナチュラル)
プラスティック・ネジ(3mmφ×15mm、色:クリア)、古いボールペンのバネ
塗装:なし

制作者:笹野 潔(東京都)