回転式瞬間開放銃 RFR-006(2007年製)
回転式瞬間開放銃 RFR-006
22口径フリーピストルHammerli 160をモチーフに制作された精密射撃銃RFR-006。
アルミパイプがまるで創薬銃の銃口の様に見える。スタビライザ(安定器)も精巧な造りだが、
これらの丸材はドリルをロクロ代わりに使って削り出したというから驚く。
ホールドフックを見て、初めてゴム銃であることが分るが、別のアングルでは・・・。
上下左右に微調整が可能なリアサイト。このままフリーピストルに取り付けても使えるだろう。
機関部はアルミと真鍮で信頼性が高い。
ターゲットモデルならではの抉り込まれたグリップ作りは、ノコギリで概観を切り出すところから。
グリップは握るというより手袋のようにはめる感じ。手に力を入れなくても吸い付くようなフィット感。
ユニークな構造を持つ機関部は、精緻な技術と根気と情熱によって作られて行く。
国産のCPモデルRFR-008(写真上)とロシアで生まれた静標的用RFR-006(写真下)は、
熱中生活フェスタ2007に北の大地から参加し、観客を瞠目させた。
全長:460mm 銃身長:300mm 全高:130mm
吉中博道(北海道)