SS-001（2005年製）
第2回ゴム銃射撃大会を前に大会に参加する友人の為に作者がつくった初めてのゴム銃。実銃の存在感を
持ちながらゴム銃の機能を組込む事をコンセプトに設計された。なにしろカッコイイ（まま）ことを重視。
デザインを損ねずに機関部を組込んだ精密な図面をおこして作業に着手した。
トリガー上部の金属部にグリースを使用するためメンテナンスを考慮して、大半の部品をネジ止めとした。
大きく抉れたサムレスト部分と適度な太さのグリップは浅い角度と相まって非常に安定したホールドを実現。
ホールドグルーブは繊細な作り。銃身の下端に突出しているのは落下の衝撃から木部を守るガード。
厚いアルミ版から削り出されたメインフレームと一体のトリガーガードが重厚で美しい。
トリガーと一体のリリーサーが後退する強制滑車式だが、装弾を擦り上げる角度が浅いためにトリガーが軽い。
ホールドフックもホールドグルーブ同様に繊細だが、リリーサー下部が大きくとってあり装填はし易い。
全長：390mm 銃身長：290mm 全高：120mm 全幅：35mm 重量341g
装弾数：1発 適合装弾#16
素材：アルミ材8mm（フレーム）同5mm（稼動パーツ）、朴（ボディ）、桜（グリップ）
制作者：増田 魚（東京都）