AR-3ラバーミル(1973年製)/AR-2アーマライト(1972年製)

回転弾倉式のマシンガン2挺。上がAR-3ラバーミル(ゴム+水車)。下がAR-2アーマライト。


ラバーミルの正面。42連装の頼りになる回転銃身。後方には同数のL字型のホ−ルドフックが整然と並ぶ。
L字の長腕(水平の腕)は円形のストッパーで押さえられ装弾の力に耐えているが、ストッパーの12時の位置が
切り欠いてあり、ここに廻ってきたフックは装弾の力で傾斜して装弾をリリースする。更に回転が進むとストッ
パーに押さえられて元の溝に戻る仕組み。ちょっと際どいメカニズムと言えるかも知れない。


ラバーミルの機関部はボディ右側にはり出している。モーターの脇とグリップに系本の単三電池。


アーマライトの機関部は銃の下方に収納されている。単三を2本収納する電池ボックスはグリップの中。


ラバーミルの発射ムービー。


作者のゴム機関銃に関する思い出や考察を記したpdf。ゴム銃制作を志す者には一読の価値あり。

名 称:AR-3ラバーミル(太い方)
全長:807mm  銃身長:370mm  全高:190mm  全幅:130mm  回転銃身直径:60mm
適合装弾:#18  装弾数:42発  動力:RE56モーター  電源:単三電池3本
発射方式:フルオートのみ
素材:朴、桧棒


名 称:AR-2アーマライト(細い方)
全長:747mm  銃身長:3350mm  全高:140mm  全幅:40mm  回転銃身直径:30mm
適合装弾:#18  装弾数:20発  動力:RE56モーター  電源:単三電池2本
発射方式:フルオートのみ
素材:朴、桧棒


制作者:しんご(東四国ゴム銃資料博物館員)