Paconta Tammary 1(2004年製)

2004年関東大会でデビューした、Tammary 1 は、Beretta U22 Neosのイメージを生かした競技用瞬間開放式単発銃。
Tammary(タンマリー)の名は、作者Paconta氏の次男(5歳)が夢の中で一緒に遊ぶ魚の名前という。


右の写真のプロトタイプでは流れるようなラインだったトリガーカードは、Tammary 1で両手撃ち向けに改良。


グリップにはインゴットから整形した鉛のウエイトが埋め込んである。ホールドフックを最後端に配する為に
機関部に笹野氏のPPK/M-FR2の構造を採用。補習用パテに試行錯誤の痕跡が・・・。


ホールドフックに溝を刻んで照門を兼ねている。狙点が上がりすぎるのを抑え、命中率を向上させている。
写真右のホールドフックは改造前の旧型のもの。


名称:Paconta Tammary 1
全長:290mm  銃身長:270mm  全幅:25mm  重量:162g
装弾数:1発  適合装弾:#16
素材:アガチス、シナ合板、真鍮棒、バネ、ねじ。水性透明ニス仕上げ。
制作者:寺澤 禎則(東京都)