Magazine CG45-2 M38TA Version A.B(2011年製)

故一杉洋之氏が生み出した名作、CG45-2の基本構造を踏襲しながら独自の工夫やデザインを施したM38TA Version。
写真上が8連発。写真下が6連発。オリジナルでは3mm厚のステンレスだった機関部はいずれも5mm厚のアルミ材。


格別に薄型のオリジナルの15mmより7〜10mm肉厚のある全幅は、ふっくらと手に馴染む握り心地。


正確に加工されたアルミ材のスライドプレートが進む先には、本体の一部がリリーサとして待ち構えている。



6発、8発のオーバンドを保持するホールドグルーブは、非常に繊細な作り。


グリップと同様にボディにも薄い板を貼った装飾が施され、高級感がある。


装填時のオーバンドのポジションは6連発モデルの方がシャープ。リリーサ部はマウント状に盛り上がっている。

名称:Magazine CG45-2 M38TA Version A(仮称)
発射方式:固定リリーサ型強制滑車式連発
全長:248mm(最大長292mm) 銃身長:206mm 全高:106mm 全幅22mm 重量107mm
装弾数:6発 適合装弾:オーバンド16番
素材:朴、桧、ケヤキ、アルミ、押しバネ、袋ナット
仕上:#400サンドペーペー
製作者:宮田正隆(茨城県)


名称:Magazine CG45-2 M38TA Version B(仮称)
発射方式:固定リリーサ型強制滑車式連発
全長:245mm(最大長303mm) 銃身長:205mm 全高:108mm 全幅25mm 重量114mm
装弾数:8発 適合装弾:オーバンド16番
素材:朴、桧、アルミ、押しバネ、ナット
仕上:#400サンドペーペー
製作者:宮田正隆(茨城県)



Magazine CG45-2 M38TA Version C(2011年製)

前作の改良版。外見上の大きな特徴は、まるで排莢口のように機関部の一部が見える事。


開口部からトリガーの動きとプレートの前進の様子がよくわかる。


フロントホールドは、前2作よりやや太めになっている。プレートを引き出すため後端に袋ナットがつけてある。


名称:Magazine CG45-2 M38TA Version C(仮称)
発射方式:固定リリーサ型強制滑車式連発
全長:245mm(最大長306mm) 銃身長:204mm 全高:110mm 全幅25mm 重量118mm
装弾数:8発 適合装弾:オーバンド16番
素材:朴、ケヤキ、桧、アルミ、押しバネ、ナット
仕上:#400サンドペーペー
製作者:宮田正隆(茨城県)



Magazine CG45-2 M38TA Version D(2011年製)

基本の構造は前3同様だが、ホールドプレートを延長して制御部とリリース部の位置関係を大幅に変更している。


リリーサはフォアグリップよりも前方に移動している。全長は長いが、銃身長は逆に短くなっている。


機関部のかなりの部分が露出した構造。フォアグリップを保持して両手で構えるべき重量バランス。



トリガー操作で前方と真上にある突起がシーソーのように交互に突出し、解放と制御を繰り返すのがよくわかる。


進化の方向とは逆に発展した感があるが、それだけに奇抜で、遊び心がくすぐられる。

名称:Magazine CG45-2 M38TA Version D(仮称)
発射方式:固定リリーサ型強制滑車式連発
全長:400mm(最大長408mm) 銃身長:185mm 全高:110mm 全幅25mm 重量118mm
装弾数:10発 適合装弾:オーバンド16番
素材:朴、ケヤキ、桧、アルミ、押しバネ、ナット
仕上:#400サンドペーペー
製作者:宮田正隆(茨城県)