図面はST2003FR.pdf書類を御利用ください。
1.用意するもの
2.必要な工具
2003年 中村光児
ハリガネゴム銃へ
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30ミリ幅、5ミリ厚、長さ900ミリの板材1枚。直径2ミリのピンの材料(真鍮、アルミ、竹ヒゴなど)30ミリ
真鍮製極小ヒートン(または小釘)4つ。12ミリ木ネジ2本。木工ボンド。12番の輪ゴム2本
糸ノコ、小型カンナ、ハンドドリル、2ミリと2.2ミリドリル刃、細工用ヤスリ、サンドペーパー、小型バイス。
3.カットの準備
図面に合わせてカット線を引いておく。
4.フレームのカット
フレームは両面テープで張り合わせてからカットすると同じ形が正確に切出せる。
5.その他のパーツ
フレーム以外のグリップ、バレル(銃身)、トリガー、ホールドフックも切出しておく。
6.パーツの仕上げ
フレームやグリップは小型カンナで面取り。稼動部品はヤスリで細部を整形してゆく。
7.ホールドグルーブ
銃身先端のゴム掛け部分、ホールドグルーブは平ヤスリなどで丁寧に仕上げておく。
8.ピンの準備
稼動部品の軸になるピンを15ミリに切り揃え、切り口を綺麗に整える。
9.グリップの張り合わせ.1
グリップの部品を木工ボンドで張り合わせる。フレームに接する部分の高さを揃えるのがポイント。
10.グリップの張り合わせ.2
木工ボンドが乾くまでは、市販の小型のバイスや木片を輪ゴムで縛った手製のバイスなどで圧着しておく。
11.稼動部品の成形
ホールドフックとトリガーのパーツをサンドペーパーに擦り付けて0.5ミリほど薄くし2.2ミリのドリルで穴をあける。
12.ヒートンの取り付け
グリップ、ホールドフック、トリガーの所定の位置にヒートンまたは小釘で引バネ(輪ゴム)を掛ける部品とする。
13.稼動部品配置.1
部品の配置を充分に考えながら右のフレームにトリガーとホールドフック用の2ミリの軸穴を開け、それぞれの部品
を置く。グリップを木工ボンドで接着しながら、その上端でトリガーの傾きを調整する。
14.稼動部品配置.2
ホールドフックのストッパーは銃身の後端。銃身を接着しながら、ホールドフックの傾斜を調整する。
15.組み立て
位置が定まったら、一旦ピンを抜き、左フレームを重ねて対応する位置に軸穴を開けてから再度稼動パーツを組込む。
16.ネジ止め
左右のフレームを止めるための木ネジの下穴をあけ、木ネジ2本で止める。
輪ゴムを引バネとしてフレーム内部に見えるヒートンに取り付ければ完成。
17.完成
900ミリの板材1枚で全てのパーツが揃うので量産するのに無駄が少ない。簡便だが命中率のいい瞬間解放は競技に最適。
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